皆さんこんにちは
インターゴルフ工房です
先日UPした…いいかげん組み付けのクラブも
バッチリ調整終了しました
案の定…カチコミも適当…全く…
組み方も知らない素人作業でした…
読者の皆さんに教えますと…
カチコミとはヘッドパーツにシャフトを
どの位(何センチ)差し込む深さを指します。
ヘッドパーツごとに深さが違くなっていて
ハードヒッターも打つと想定している
メーカー様のヘッドは深く挿せる様に
設計されています
代表的なメーカー様としては
JBEAMさんは深く取ってくれています
他社地クラブメーカー様も35mmは
取ってくれているものがほとんどですが…
大手量産メーカーの物は…
28mmしか無いヘッドもあります
ここまでの話で…
何のこっちやと思われる方が
殆どだと思います
これはシャフトの先端剛性が変わるから
かなり重要と捉えて工房の皆さんは
考えて組んでくれています
チップカット
こんな言葉を聞いた事もあると思いますが…
クラブの長さが短くなるに連れて
同じシャフトを用いる場合…
先端の剛性を硬くしないと
短いクラブの方が柔らかく感じ
過ぎてしまうなんて事があるんです
で本題に戻ると…
深く挿れ過ぎれば…先端が硬く
なり過ぎてしまいます…
カチコミ1cmで0.25と1/8incも
違うのです。
すなわち…その長さをチップカットしたのと
同じになり硬くなるのです…
逆に浅く挿れてあげた場合は…
先端剛性が硬くなり過ぎず…
先端が動いてくれてる感じが
得られると思います
なので…当店では必ずフィッティングで
お客様の癖や振った時の感想も加味して
選んだシャフトの特性とヘッドの特性も
加味してカチコミの深さを決めていきます
FWやUTなどカチコミが浅めのギアの場合…
お客様に合わせてチップカットの量を
微妙に変更して合わせる様にするのです
ゴルフ業界に居ても…
そんなの大した変わらないよ
と言われる方も多々いらっしゃいます
でも…入れる深さが違えば
全く同じでは無いので
変わるのが当たり前で…
感覚的に感じるかどうか
が問題となりますが…
感じる感じないに関わらず…
我々作り手はそこまで考えて
作ってあげたいが本音なのです
今回のはマン挿し
オーバースペックのシャフトをさらに
チップカットしてる様な物…
振りにくい…当たらない…飛ばない…
それが当たり前に組んでいたのです
シャフトによっては…
チップカットが出来ないシャフトも
ありますし…
チップカットが出来る量が少ない
シャフトもあります
私達の業界用語ではセンタレスを
どれくらい取っているのか
これによりチップカット量の幅が
決まってくるのです
その中でどうやって組むと
そのお客様に合うのかを
考えてから組み付けてます
何でこんな話をしたかというと…
地クラブは高いから
というお客様も多いと聞く中…
の話から…
丁寧にギアパーツを作っている
メーカーとそれを丁寧にお客様に
合わせて組み上げてる工房があり…
なので…大手メーカーの吊るし品より
高くなるとお伝えしたくなりました
今日も大学ゴルフ部のお客様が
遠方よりお越し頂きました
細かい作業をやってくれると
思って頂けた様です
我々日陰の職人は…
日向で活躍されるプレーヤーの
手助けをするのが仕事です
クラチャン取ったコンペで優勝した
ドライバーが過去一飛んだ🍣で勝った
1番頂いて嬉しい報告です
うちは何が売れたのブログは少ないですが…
全番手のリシャフトや…
ウエッジ&パターがこだわるお客様には
人気です
でわまた作業に戻ります
皆様良い週末を
でわまた〜